10月16日に「高校卒業生から留学体験談を聞こう!」の第二弾を行いました!今回はカナダの大学に通う二人の学生さんがカナダ高校留学体験談とそれぞれの通う大学についてお話をしてくれました。
今日はカナダの高校を卒業し、UBCが行っているVantage One Program(バンテージワンプログラム)を修了後、現在はUBCの本科で勉強をしているコウキ君についてご紹介します。
コウキ君はカナダのBC州にあるチリワックという地域にある高校に留学をしました。チリワックはバンクーバーなどに比べては田舎の地域で、日本人留学生が少ないことで知られています。留学に来たばかりの時はなかなか友達ができない日々が続きましたが、時間が経つにつれコウキ君はチリワックで色んなお友達と出会い、高校生活を送りました。
留学生の悩みの一つとして多いのは、「留学生の友達しかできなくて現地の友達ができない」というのが挙げられます。「せっかく留学に来たからカナダ人の友達がほしい!」と思うけれどなかなか現地の友達ができない、と焦る留学生はとても多いです。コウキ君からこのような悩みを持つ留学生へのアドバイスとして、「カナダ人ではなく、留学生の友達でもいいと思う。現地の生徒か留学生かではなくて、英語で会話をすることが一番大事。」と話してくれました。
また、カナダの高校に通っている留学生へのアドバイスとして、大学進学や将来のことについて計画する時は高校の進路カウンセラーとたくさん会を重ねて話すことがおすすめ、と話してくれました。
コウキ君はカナダの高校を卒業後、バンテージワンプログラムで1年勉強し、現在はUBCで大学生活を送っています。コウキ君によると、高校では毎日4科目の授業があったのに比べ、大学では1日1~2科目程の授業に参加するので授業時間自体は短いけれど、高校の時とは比べ物にならないくらいの量の課題が大学では出されるそうです。一日で教科書を100ページ読み、さらにグループワークやエッセーやペーパーの課題が出されます。毎日たくさんの課題や教科書のリーディングをこなし、プレゼンテーションや試験も行われるのでカナダの大学生は学校の図書館に残って勉強したり、友達とカフェでグループスタディをする学生が多いです。
「英語が得意だから直接大学に入学しても大丈夫でしょ!」と考える方もいますが、たくさんの課題に追われ試験の勉強が間に合わずに単位を落としてしまい、大学を退学する学生もいらっしゃいます。コウキ君自身、4年制大学に直接入学するのではなく、彼が通ったバンテージカレッジのプログラムや他のカレッジから4年制大学に編入することをおすすめすると話してくれました。
コウキ君が利用したバンテージワンプログラムはUBCの敷地内でUBCが行っている留学生用のプログラムです。このプログラムは留学生が高校卒業から大学の本科に入学する過程をサポートするPathway Programの役割を果たしています。プログラムの期間は約11か月となり、勉強する内容としては大学の本科で勉強する内容+留学生用の英語力強化のための勉強となります。プログラム修了後はUBCの2年生に編入することができます。
現在バンテージワンプログラムではエンジニアリング科とサイエンス科を勉強することができます。
さて、今回はコウキ君のカナダの高校や大学での留学生活について詳しくご紹介しました。いかがだったでしょうか?次回はカナダのバンクーバーにあるランガラカレッジに通う学生さんの留学体験談をご紹介します!お楽しみに!